お料理って楽しい時と楽しくない時がある

レシピなしで美味しくお料理できるようになるための記録

あさりのお味噌汁

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あさりを塩抜きして、出汁をとったスープで開くまで煮てから、味噌を入れてまた少し煮てネギを散らして終わり。

 

茅乃舎の味噌を使ったことが大幅に幸いして、とても美味しく出来上がりました。母も美味しい美味しいと食べてくれて、行きつけの寿司屋に負けるとも劣らないとまで言ってくれたので、本当はそんなことはないのだけれど、嬉しく思いました。

 

塩抜きしているときに目一杯管を伸ばしていたあさりが、煮始めると途端に殻を閉じてぎゅっと黙ったので、貝にも痛点があるのかしらと思って、でも普段からありとあらゆるものを殺生して食べているのだからこんな事を言う権利はないのだけれど、少し可哀想に思って調べてみたところ、痛点はないとのこと。触覚はあるため、条件反射のように閉じているだけというようなことが分かりましたから、それならまあいいかと思ってあまり考えないことにしました。何がまあいいのか貝にしてみたらたまったものではありませんが、仕方がないですね。

 

どんな貝なら食べてもいいのか考えてみましたが、すでに子供を作った貝ならまだ、もう遺伝子を残していますから、食べてしまっても良いような気がします。

 

ありとあらゆる生き物が必死に繋いでいるその遺伝子には一体どんな価値が隠されているんでしょうか。何か想像のつかないような存在が、何かを伝えたくて、書き残していったものなのでしょうか。そこまでして残さないといけないものとは一体どんなものなんでしょうか。私たちはただの情報媒体なのでしょうか。謎はいつも謎のままで、いくら考えてもはてさて、といったところです。こんなこと考えること自体、無意味で無駄なことかもしれないですね。

こんなことは友達に話したら面倒がられそうで怖いですから、ここに書いて終わりにしておくことにします。